2013年度
SOLID-DAMAN
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門高度出場
ソリッド(固体)なダーマン!(意味不明)
高高度到達を目標としたロケット。
スタイロフォームやグラスファイバーを用いて、 シミュレーションなどを通じて合理的に設計されています。
その甲斐あって従来のE型エンジン搭載ロケットの到達高度をはるかに越え、 478mまで到達しちゃった部内最強のロケット。
この高度までいくと完全見えなくなっちゃうんです。
捜索隊により奇跡的に発見されました。
素材の味をそのまま使っているので、ボディは透明です。 内部構造がわかりやすいので、展示品としても最適なんですよ。
Hexa2,4-Diene(ヘキサ-2,4-ジエン)
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門高度優勝
高高度到達を目標に小型化、軽量化を目指したE型エンジン搭載ロケット。
ロケットの6割強がカーボン製で、小型高強度に作られている。
流体特性や構造強度などをシミュレーションしてみたがよくわからなかった。
カーボン製なので真っ黒ですが、 工作機械を用いて高精度に作られたノーズコーンは鏡面塗装されています。
大会では荒天のため打ち上げが延期され、プレゼンで評価され優勝となりました。
その後の打ち上げたのですが、海に着水し、計測はできませんでした。
たぶん今ごろ大海原を泳いでます。
Orbital
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門ペイロード有翼滞空 プレゼンテーション部門優勝+奨励賞(種子島宇宙センター所長賞)
有翼滞空部門出場機体。
これをロケットと呼んでいいのか?
かつてのロケットの形状と全く違う、へんてこロケット。
三角胴のロケットの上にそのまま二枚板が取り付けられていて、 その上にノーズコーンがついている。
うまく行けば(フラグ)、打ち上げると、上空でロケットが切り離され、 二枚板が展開し翼となり、全翼機になって滑空して降りてくる。
翼の展開はこんな感じ
YouTube
この二枚板が飛ぶなんて信じられないと思いますが、それが飛ぶんだよ。
大会では、多くの方に注目(心配)され、打ち上げの際も多くの方が見に来てくれました。
実際打ち上げると、順調に高度を上げ、最高高度まで正常に上がりました。
がしかし!翼が切り離されません!「(翼よ)ひらけっ!ひらけっ!ひらけー!」バーン!
時間がゆっくり流れました。
はい粉々です。
以上。
ささくれ
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門滞空および定点回収出場
定点滞空部門出場機体。
フィンがたくさんある。ノーズはコルク製で土に還るから環境にとても優しい。
2号機はフィン16枚にしたい。
八百屋
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門滞空および定点回収 ユニーク賞(中菱エンジニアリング賞)
とうもろこし飛ばせばいいんじゃない?という先輩が適当に放った言葉を発端に作られたロケット。
ただひたすらにとうもろこしの再現を究め、 粒の凹凸をひとつひとつ彫り、僅かな色の違いまで表現しました。
もちろん飛びました。可食部と葉の部分が分離して綺麗に滑空しました。
Allium
第10回種子島ロケットコンテスト ロケット部門滞空および定点回収出場
ネギ(葱、学名 Allium fistulosum)は、原産地を中国西部?中央アジアとする植物で日本では食用、 ロケット用などに栽培される。
日本では古くから味噌汁、冷奴、蕎麦、うどんなどの薬味として用いられる他、 鍋料理、種子島ロケットコンテストに欠かせない食材?のひとつ。
黒色火薬を成分とする特有の匂いを持つ。