活躍する卒業生

現在のお仕事
私は現在、TOPPANが開発した容器包装のCO?排出量を算定するクラウドシステム「SmartLCA-CO?」の業務に携わっています。このシステムは、商品パッケージの仕様情報を入力するだけで、パッケージのライフサイクルにおけるCO?排出量を算定することができます。パッケージ開発?生産のノウハウがある当社は、CO?排出量をより精緻に算出することができます。
私はカスタマーサポートを担当していて、ユーザーからの問い合わせに対応し、必要に応じて、開発チームにシステム改修の依頼をしたり、マニュアルを更新したりしています。私は学生時代から商品パッケージが好きで、TOPPANへの入社を志望しました。大学で学んだ環境に関する知識を活かせる部署に配属になり、夢がふくらんでいます。
農工大での研究活動
農工大の農学部を志望したのは、都内にある国立大学で、環境を学べる学科があったからです。「ゼミナール入試」というAO入試があったことも決め手になりました。入学後、学部4年次から環境資源科学科の渡辺誠教授の研究室で、樹木生理生態学の研究に取り組みました。
具体的なテーマとしては、ケヤキを対象として、成木と苗木の葉の気孔におけるガスの通りやすさの環境応答がどのように異なるのか、その違いは何に起因するのかを調査しました。都市緑化樹による大気浄化を評価するうえで、葉の気孔におけるガスの通りやすさの評価は重要なポイントになります。この研究をもとに教授のサポートを得ながら、英文で原著論文を執筆し、目標だった国際学会誌への掲載を実現できました。
受験生にメッセージ
農工大で環境に関する幅広い知識を得たことは、今の仕事で間違いなく役立っています。リサイクルやカーボンニュートラルなど専門用語が頭に入っているので、環境問題に関する最新の話題をすぐに理解することができます。また、研究室でとことん鍛えられた「主体性」「積極性」も日々の業務で大きな強みになっていると実感しています。国内外問わず、ビジネスにおける環境配慮の重要性はますます増すでしょう。環境分野に興味がある人なら、環境問題について幅広く学べる農学部環境資源科学科は間違いなくおすすめです。
※掲載内容は、2025年3月取材時のものです。